半年で変わったことと変わらなかったこと
ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 『untitled』
札幌ラストに行ってまいりました。
(レポが書きたいわけではないので、MCとかセトリとか演出はあまり触れないですが、多少のネタバレあるかと思います)
前日2時半まで作ったうちわを持って札幌ドームへ乗り込み、QRピッてされたら53列でうちわを出す必要のない席へご案内されるという安定の席運のなさでしたが…楽しかった。
担降り後、初のコンサートはとっても楽しくて、少しさみしかった。自分がちゃんと担降りしたことを実感した。
なにがって、相葉くんの顔が想像できなくなってた。きっとこんな顔して歌ってるんだろうなとか、立ってるんだろうなとか、そういう私の中の相葉雅紀のストックが多分減ってしまっていて、うまく目の前の、双眼鏡で見てもまだ小さくて少しぼやける相葉くんの顔が補完できなくなってた。
歌番組とかもあまりリピしなくなって、この曲いつもこういう顔するよねとか、そういう無自覚に日々の生活の中で貯めていたものが驚くほど減っていた。
あ、わたし今目の前にいる相葉くんのことなにもわからないって思った。自分から離れたくせに、すごくさみしくなった。
でも、そういう思いをさせてくる(自分のせいです)割には、Attack it!歌ってきたり。
ここ最近ずっとコンサートでまた聴きたいと思ってた昔の曲ナンバー1だったから超テンションあがった。ノリ方ちょっと忘れてたけどあがった。
って、キャーキャーワーワーしてたら突然のUBで。なにくるかな〜?って思ったら心の準備も何もできぬままUBで。
わたしはコンビとしてはにのあいがいちばん好きなんですけど、なんでもかんでもにのあい!って言っておけばいい風潮も、さすがトップ!ってにのあいのにのちゃんに対して言っとけばいい風潮も好きじゃなくて。(少し前にあった上げ下げ問題とかそういうのとは違って節度?的なところ)だから、UBが発表されてからのうるさい外野に正直イライラして、UBも手放しで嬉しい!って気持ちにはなれなかった。
個人的ににのあいならガシガシ踊る系をやってほしかったりとかそういうのももちろんありました。
だから「あっUBきた!UB!はやいね!突然じゃん!」ってくらいの軽い感じで相葉くんみてたら。
やっぱりさ、声がいいんですよね。あの大きい空間に綺麗にのびて広がる声が。各々のというよりは、二人の。ハモの。
ダンス二人で頑張ったんだろうなとか、そういうのは置いておいて、二人の重なり合って届く声にわたしの中のゲージが溜まっていって、
そのあとの ≪ほらWe are one〜≫のところで涙腺が決壊した。
同じ衣装着て、二人の声に、共に歩んできた道、成長してきた時間、重ねてきた思い出。長いなぁ、って思って泣いた。自分でも本当に涙出た意味がわからないくらい突然だったし、泣くつもりなんて微塵もなかったのに泣いた。なんならなかなかの号泣レベル。
本当の本当に、簡単にこんな一言で片付けるようなこと心の底から嫌なんだけど、
なんで泣いたの?って聞かれたら、「にのあいが尊かった」としか言えない。
あれが天然ならニコニコしてみるし、櫻葉か泣き虫ならかっこいい!!!!ってなってたと思うんだけど、ほら。にのあいって尊いじゃない…。
わたしこの人たちみてこんな曖昧な理由で泣けるんだなって思ったら、自分が相葉くんのこと大好きでずーっと見つめてきたこれまでも思い出してさみしくなった。
で、まあいろいろとんで。MCのスイーツ部もUBのあれやこれやも楽しく、すっとばして。
song for youまでいきます。
ここには、わたしがずっと応援し続けてきた相葉くんがいた。今までぼやけていた顔が、はっきりわかった。
歌っている表情も、仕草も、声も、何もかも懐かしい大好きな相葉くんがいた。まっすぐで誠実でやわらかい相葉くん。
あっわたしが大好きな人のままだって、やっとこの曲で思えた。
そうやって浸りながら、勝手にコンサート締めに入ってたら、突然の未完がきて、嵐強すぎかよ…ってなって終わりました。
今回のツアー、私的には嵐ずっと攻めてるな、強いなっていう感想で。
私が一番に見ない間にもこうやって前に進んでたんだなって、たった半年しか経っていないのに思いました。
song for youを聴きながら、私の進む方向は嵐が進む道ではなくて、ついて行くのをやめてしまったけど、彼らはずっと自分たちを信じて歩みを止めずに進んで行くんだと思うと、その先の未来を共に信じなかった自分が情けなくなる。
そして、きっとそういう自分たちの進む先や進み方にいろいろなことを言っているファンやファンを辞めた人がたくさんいるのを知りながらも、「旅の途中」で、「一緒なら挑める」という嵐の強さが眩しくて、誇らしい。
嵐は結局、いつまでたっても憧れだった。
でもそんな攻めてる相葉くんを、最後の最後で私が好きで目標としていた相葉くんのままだったときちんと思えたことがただただ嬉しかったです。
相葉くんみたいに強く楽しく生きていきたい!